速水健朗さんの『フード左翼とフード右翼~食で分断される日本人~』という本を読んだ。

10月14日(土)にcocoaruでブクブク交換というイベントがある。

テーマに沿った本を参加者が一人2~3冊持ち寄って紹介し、最後に本を交換しあうというイベントだ。

先日、主催の方からcococaruに連絡があり、イベント会場として使って下さることになった。

僕も参加する予定だ。

今回のテーマは「秋」とのこと。

ベタだが、食欲の秋ということで食べ物関連の本を持って参加しようと思っている。

ということで、前から気になっていた『フード左翼とフード右翼』を買って読んでみた。

ちなみに、もう一冊は村上春樹の『パン屋再襲撃』にしようと思っている。


『フード左翼とフード右翼』は、食の好みと政治意識に関係があるのでは?という問いがメインの本だ。

「どう食べるかは政治的なことである。」というのが本書のテーマになっている。

帯にも「政治思想を食で見抜く」と書いていて、

フード左翼

自然食
ベジタリアン
ビーガン
スローフード運動
ミネラルウォーター
地産地消
マクロビ
ファーマーズマーケット


フード右翼

メガフード
ジロリアン
遺伝子組み換え作物
牛丼つゆだく
ファストフード
水道水
B級グルメ
ジャンクフード
コンビニ


と、書いてある。

この帯からなんとなくイメージができると思う。


もちろん、

勝手なレッテル貼りに気を悪くするかもしれないが、本書はそういう思考実験の末に、現代人の政治意識を導き出そうという趣旨のものなので許してほしい。

と、著者も断っているので、ただのレッテル貼り本ではない。

内容は、googleで検索するといろいろな人が書評を書いておられるので、そちらを読んでみて欲しい。

cocoaruにも置いておくので、興味のある方はご来店下さい。

僕はエコとかオーガニックとか、この本で言われるフード左翼的なものに対しては、どうも説教臭さを感じてしまう。

食べるものもエコとかオーガニックとか、全くと言っていいほど興味がない。

そんな感じだったのだが、結婚をすると食事が少し変わった。

オーガニックのちょっといい野菜とか食べる機会ができた。

オーガニックのちょっといい野菜とか、おいしい。

自分が買い物するときも、ちょっといい野菜とか買うことが増えた。

説教臭いとか言って、ごめんなさい、と猛省している。



先日紹介したヤンキー性とか、今回のフード左翼とか、新しい社会の切り方(分け方?)を知ることはとても楽しい。

これは、僕の陰気な趣味だなと気づいた。