NPO法人あそーとの腰が低めの代表のblog

NPO法人あそーとの代表のblogです。

NPO法人あそーとwebサイト http://npo-assort.com/
book and cafe cocoaru webサイト http://cocoaru.npo-assort.com/

昨日、ふと思ったのだけれど、僕はカフェインに強い。

お酒はほとんど飲めないし、果物も7割ほどがアレルギーで食べられない。さらに果物だけではなく、たらこ、そば、豆腐、、、他多種、もアレルギーだ。

摂取するものには何かと弱い。

そんな摂取弱者な僕だけれど、唯一カフェインには強そうだ。

1日3杯~5杯はコーヒーを飲む。

そして、どれだけコーヒーを飲んでも眠たくなる。眠気にカフェインが全く聞かない。

昔何かのテレビで、昼寝を15分くらいするのが一番いい、みたいなことをやっていた。少しの昼寝が午後からの活動を活発にする。さらに昼寝前にコーヒーを飲むとさらに効果大ということだった。

※カフェインは飲んでから15分後くらいに効き始めるらしいので、15分後の目覚めをカフェインが後押しする、みたいな感じだったと思う。ソースは僕の記憶なので、真偽は不明。

このコーヒー目覚ましが僕には全くダメで、コーヒーが何の効果も示さない。15分では済まず、2時間とか昼寝をしてしまう。

それぐらいカフェインに強い。

が、カフェインへの強さは何にも役立たないのではないだろうか。

お酒に強い、とか、なんでも食べられる、とかは何かと役に立ちそうだけれど、カフェインに強い、は活用のしどころを思いつかない。

無理やりカフェインを飲ませようとする上司がいても、眠れなくならずに済みそうだけれど、あいにくそんな上司はあそーとにはいない。


いってみれば失敗失敗失敗の連続だが、大失敗にならずにすんでいるのは、失敗をポジティブ化することなく、そのまま失敗ととらえているからだと僕は思っている。

あそーとも立ち上げからここまでのことを思い返すと、失敗に次ぐ失敗だった。その失敗から学び、成長したからこそ今のあそーとがあると思う。

とか書くと格好良いけれども、もちろんそんなことはない。

実際は、なんとなく失敗して(しかもそのときは失敗とか思っていない。)なんとなく対応して、特に自分が気づくような学びも無く、結局また同じ失敗をして、の繰り返しだ。

僕の気が付かないところで失敗は進行していて、気が付けば現れる。まあそんな感じだと思っている。

だから、できることといえば、失敗をポジティブ化して学びを得たよ、とかいうのではなく、失敗はそのままただの失敗だと捉えて、いつまた同じような失敗が現れるのか…、と警戒することだと思う。

失敗から得られるのは、学びではなく、警戒だ。(これを学びと言うのかもしれないが。)

立ち上げ当初から「そろそろ穴に落ちる。」とよく言いあっていた。

今でも事務所では「そろそろ穴に落ちる。」と言い続けているけど、立ち上げ当初に比べると落ちる感じにリアル感が増している。リアル感が増しているおかげで、警戒レベルも上がっていると思う。

失敗が現れないために、根本の原因を探って対処することは大事だと思う。

けれども、原因を見つけきることは無理だ。謎な原因で、謎な失敗が出現する。

なので、失敗に対応するためにできることは一つ。

暇な人を増やす、ということだ。

何をどうしても、どうあがいても、失敗は現れる。なので、いかに早くそれに対処するかが大切だ。早く対処するには暇な人が必要だ。

暇にもいいところがある。

cocoaruの利用者さんに小説を書く方がいる。

小説を書く人と知り合いになるのはその方が初めてだ。

いつも書き手視点の話を聞かせてもらっている。楽しい。


その利用者さんが新作の『ブラックホームダウン』という小説を書いた。

表紙は別の利用者さんが描いて、製本している。

IMG_20180407_140831


文章データは、事務所のパソコン内に入ってはいるがせっかくなので製本されたもので読みたかった。

なので、外部に向けての販売を開始したと同時に、僕も購入した。

それを読む時間がやっとできたので、読んだ。(最近、何かと忙しめ。)



発達障害のある理図(りと?読み仮名無しなので、たぶん、りと。)が子どもたちに自作紙芝居『パキポキアライグマ』を読み聞かせているところから物語は始まる。

「黒いアライグマは、洗い物が得意ですが、人間にお前の手は雑菌に満ちているから仕事は任せられないって差別されるの。ぐすん、こんな厳しいご時世なのに、限られた職しか選べないよー」

『パキポキアライグマ』のアライグマのセリフだ。

ネタバレはしない範囲で僕の好きなところを書く。

理図の職場は計測就労支援作業所だが、社名は存在する。
APOだ。カタカナでアポと読ませるが、アポイントメイントオフィスの略らしい。障害者が気軽にアポできる作業所にしたいとの思いでつけたらしいが、単にNPO法人であることをもじっただけではないかと利用者は疑っている。真意は定かではない。

気軽にアポできるってところが、個人的にすごく好きな感じだ。

何かの機会にパクらせてもらおうと思う。

安易な感じに惹かれる。

そのキャッチコピーが世に浸透して、新たな仲間と出会える日がきっと来ることを。ブラックでもアットホームでもない、作業所を、障害者の居場所だと安心してくれる世の中になることを。

ブラックでもアットホームでもない、というところが僕は好きだ。

ブラックだとかアットホームだとかは、お相撲が決めたことだ。(これの意味は本文を読んで下さい。)

ただのお相撲が決めた(に決めさせた)ことなんだと思いながら、ブラックとアットホームを行きつ戻りできるような、そういう場所っていいよなー、と思った。


皮肉っぽい前向きさが魅力の小説だと思います。


メルカリとnoteで発売中です。noteでは始めの辺りが無料で読めます。

↓クリックで販売ページに飛びます。

※メルカリアプリを利用中の方は『ブラックホームダウン』で検索してください。

note
※はじめの辺りは無料でお読み頂けます。

↑このページのトップヘ